2019年
10月
01日
火
期間:9月28日(土)-29日(日)
地域:足尾 三沢(9月会山行)
メンバー:LH野、T置、I出、A部幹
内容:貸し切りの三沢。イワナこそ釣れなかったが焚き火を囲み、ラグビ-勝利のビッグニュ-スも知らず、静かな夜を過ごす。大平山南東尾根下山は地図読みのいい練習なりました。
9/28(土)晴れ7:40親水公園~14:00幕営地(1340m)
9/29(日)晴れ7:50幕営地~10:50稜線~11:10黒檜山~12:10大平山~15:00林道~15:40親水公園
2019年
9月
27日
金
期間:9月15日~ 9月25日 文:T本 9/15
成田発21:25エチオピア航空でソウルを経由してア ディスアベバへ。
参加者は12名。男性8名、女性4名、年齢は21歳学生 から74歳、出身地は九州から東京までと幅広い。
9/16(晴れ)
航空機を乗り換えてキリマンジャロ空港12:50着。 専用車でモシのホテルへ15:00着。
9/17(晴れ)
ホテル8:00 ーマチャメゲート登山口(1,800m)9: 00//10:30 ーマチャメキャンプ(3,010m)16:00
ゲートでガイド、ポーターと合流。荷物(8kg まで) をポーターに預け、水と雨具、防寒具のみのザックを背負ってよく整備された樹林帯を歩く。 赤道直下で暑いと思っていたが、登山口の標高が1,800m と高く、乾燥しているので思っていたより涼しい。 キャンプ地に着くと既にテントが張られ、食事用テントにはお茶の用意がされていた。キリマンジャロは世界 中から登山者がやってくる人気の山だ、キャンプ地には既に100張りものテントが張られていた。 私達のテントはドーム型の4人用。私はホテル、テントとも一人部屋(通常2名)をお願いしていたので4人用テ ントに1人と至極快適だ。食事はスープから始まり鶏の唐揚げ、サラダ、野菜の煮物、ご飯、フルーツと日本人 好みの味付けでどれも美味しい。 ただ、アルコール抜きの為かなかなか寝付かれなかった。
9/18(晴れ)
マチャメキャンプ8:00 ーシラキャンプ(3,845m)13:40着
朝6時のモーニングコールと共にコーヒーまたは紅茶、それと洗顔用のお湯の入った洗面器が配られる。 また、健康手帳が配られ、朝夕にパルスオキシメーターで血中酸素飽和度を計り健康状態を手帳に記する。 7時に朝食。味噌汁、お粥、パン、チャパティ、ソーセージ、卵焼き、フルーツと豪勢だが登山中毎日同じメニュー だった。今日は、最初から急登の岩尾根を登る。富士山を思わせる美しい姿のメルー山4,566m と目的地キボ峰 が見える。キャンプ地到着後、高度馴化の為さらに1時間ほど登りに行く。キャンプ地に戻ると現地スタッフ全 員の紹介と歓迎の歌と踊りが披露された。さすがにアフリカ、リズム感が素晴らしい。明るく陽気な彼らの歌 とダンスに大いに盛り上る。 ツアー参加者12名に対して添乗員1名、ガイド6名、コック2名、キッチンボーイ2名、ポーター 34名、合計57 名の大名行列山行だ。とは言っても、我々と同行するのはガイドのみ、他のポーター達は私達が出発した後、 テント類を撤収して我々の倍のスピードで歩き、次のキャンプ地に我々が着く前にテントを設営する。その為、 私達の歩いている横を頭に大荷物を載せたポーターが次々と追い抜いていく。
9/19(晴れ)
シラキャンプ8:00 ーバランコキャンプ(3,960m)16:30
今日はロングコース。森林限界を超え、なだらかな火山原をキボ峰を望みながら進む。 途中、ジャイアントセルシオの群生地があり楽しませてくれる。高度順応の為、4,600m のラバタワー(ラバは 溶岩の意)を登り、一気に700m 下るとバランコキャンプ場だ。このころから体調の良し悪しが出てくる。60 歳半ばの女性が体調不良を訴え遅れ始める。バランコキャンプ場は迫力のある岩壁バランコウォールが正面の迫 ウフルピーク5,895m り、眺めも良くキャンプ地として良いところだ。
9/20(晴れ)
バランコキャンプ8:00 ーカランガキャンプ(4,035m)13:00
昨日、体調不良を訴えていた60歳半ばの女性はここからヘリで下山することになった。 各キャンプ場にはヘリポートがあり救護体制は万全なものになっている。 さて、朝から陽の当たらないバランコウォールを登る。手を使うところが所々あるが危険なところは無い。 今日は午後から休息日、登頂に備えて体を休める。
9/21(晴れ)
カランガキャンプ8:30 ーバラフキャンプ(4,640m)13:00
今朝は30分ほど遅めの出発。アタックキャンプのバラフキャンプへキボ峰を正面に見ながら砂礫の道を進む。 今日は、11:30ランチ、15:00夕食、就寝、22:00起床朝食、23:00出発 前にカナダで寿司職人をしていたという添乗員(29歳)が15時の夕食に手巻き寿司を握ってくれた。 具はシャケに焼き鯖、ツナマヨだったが美味しかった。
9/22(晴れのち霰)
バラフキャンプ9/21・23:00 ーウフルピーク(5,850m)7:30 ーバラフキャンプ11:00//14:00ミレミア ムキャンプ(3,820m)16:30
前日15時の夕食後の就寝はさすがに眠れなかった。22時の朝食時に行動食を渡されたがビスケットにオレ ンジジュースだったのでとても喉に入らないと思いノーサンキューと断った。23時、満点の星空の中、ガイ ドを先頭に歩き出す。 ここ数日は午前中は風もなく穏やかな天候が続いているが午後からは雲が上がり小雨が降ることもあった。 2時間も歩くと下にはヘッドライトの列が繋がっていた。足が長く歩幅の大きい欧米人は24時ごろ出発のよう だ。真夜中の高所はさすがに寒い。ガイドに気温を聞くとマイナス10度くらいだと言う。日の出が待ち遠しい。 口を窄め強く息を吐くことに集中して一歩一歩確実に歩を進める。急激な動きは禁物だ。ステラポイント手前 で陽が上り一気にテンションが上がった。アフリカタンザニアに上がった御来光は真紅に染まり美しかった。 陽が差すと視界もひらけ寒さも和らいだ。自分が高所にいることを忘れ早足でウフルピークを目指して歩いた。 ウフルピーク7:30着。山頂付近は砂礫帯。そこに、今にも溶け消えそうな氷河が寂しく点在している。あと 何年持つのだろう? 山頂に長居は無用、写真を撮り終わるとすぐに下山を始めた。途中で断念して下山した人、2名。ウフルピー ク登頂者は参加者12名中9名だった。 下りは早い、富士山の砂走りのような道を一気に下り、テント場へ11時に到着した。丁度出発から12時間であっ た。さすがに疲れた。到着するとポーターが椅子を差し出しグレープジュースをくれた。美味しかった。登頂 中はゼリー飲料1本とテルモスに入ったコーヒーしか口に入れてなかった。ここで2時間の休養を取り14時か ら2時間半をかけミレミアムキャンンプまで下りる。4,640m の高所では疲れが取れないためだ。 テントに入り休もうとするとポーターがズボンのほこりを払い靴紐をほどき靴を脱がせてくれた。実にありが たかった。 一休みしようと横になった途端にパラパラと霰が降りだした。時に激しく降り、1時間ほどで辺りは真っ白に なった。
9/23(晴れのち曇り)
ミレミアムキャンプ7:00 ームェカゲート(1.641m)12:30 ーモシホテル16:00
今日は一気に2,200m を下り、ムェカゲートへ下りる。 昨日の霰でキリマンジャロの上部が少し白くなって見えた。 ゲートではレセプションが執り行われ、ビールやジュースで乾杯。登頂証明書の発行や現地スタッフとのお別 の歌やダンスが催された。
ガイドやポーターはこの後1日休み、次のツアーの為の装備の点検や食料の買い出しをして3日後には出発す るという。キリマンジャロ登山適期は合計8 ヶ月。この間、これを繰り返すという。
9/24(曇り)
メルー山の麓、アルーシャ国立公園でサファリを楽しみ、その後、キリマンジャロ空港より長い帰路に着い た。
9/25
成田国際空港20:25着
高山病について ダイアモックスは持って行かなかった。 富士山を今夏3回登り、私は高所に強いのではという確証のない自信があった。 参加者の半数くらいがダイアモックスを持ってきていたが、小用が増えるなど大変だったようだ。 それでな くても食事時には大量の水分を摂るように言われるので、私も夜中に2 ~ 3度起きなければならなかった。 登頂時、ほとんどの方が高山病の初期的症状があったと言っていた。頭痛、眩暈、吐き気、指先の痺れなど。 私は全く高山病の症状は出なかった。富士山トレーニングが功を奏したのかはわからないが。 高度順化のしやすいマチャメルートの登頂率は8 ~ 9割、マラングルートの7 ~ 8割より高い。 ツアーは西遊旅行社の「マチャメルートから登るキリマンジャロ」に参加した。 費用は585,000円。それに査証取得代、海外旅行保険、燃料チャージ差額、一人部屋追加料金、消費税などを 含めて支払いは650,000円ほどであった。
2019年
8月
27日
火
御山谷報告(沢登り)
=赤布ナシ、踏み跡ナシ、大滝ナシ、瀞場ナシ、イワナ有り=
8月24日~25日
メンバー:T本L、H野、A部(幹)、T田、T田Y恵(会員外)
前週の8月17日~18日で行く予定だったが、台風で頓挫し今週に順延となった。 秋雨前線の影響で前日まで雨が降り、増水が心配されたがダメもとで決行することに。 入渓出来なければイワナ釣りとY恵さんを除く全員が竿持参の山行となった。
8月24日(曇りのち晴れ)
扇沢7:30ー黒部ダム7:46ー御山谷出合9:10ーテン場1,800m15:30
7:30始発の電気バスに乗り、黒部ダムへ。(今年4月からトロリーバスから電気バスへと新しくなった) ダムは秋の気配、肌寒い。15℃くらいか、下界の猛暑に慣れた体には気温以上に寒く感じる。 ダムから1時間ほど湖岸を歩いた小さな丸太橋が御山谷出合。 前日までの降雨により、水量も多く流れも早い様に見えるが水は黒部の沢らしく透き通っている。 リスクを感じるようなら、引き返すという条件付きで遡行を開始。 今回の山行のテーマは沢中の焚き火と岩魚釣り。 30分ほど遡ったイワナが居そうなところでH野さん、A部さん、T田さんが竿を出す。 ポイントを探しながら遡ると、H野さんが黒部源流の尺イワナを釣り上げる。続いてA部さん、T田さんが20cmほどのイワナを釣り上げる。 A部さんはイワナの取り込みに手間取り残念ながら逃してしまうが、今晩の酒のアテが出来たので釣りは終了。 流れも早く渡渉にややリスクを感じるので遡行を止めるか続けるか迷うが、イケイケ長老H氏の「行きましょう」の一言で進むことに。 沢は広く明るく傾斜も緩い為、圧迫感は無い。気分的に安心感がある。3m~5mの滝が連続して現れるが、登れそうも無い滝は簡単に滝の脇を高巻き出来る。流れが 早く渡渉に気を使うが、最大、膝程度なのでバランスを崩さないように慎重に渡る。 徐々に高度を上げるが一向に水量が減る様子がない。崩壊した雪渓を慎重に渡りテン場として予定していた1,800mに着いたのは15:30。思った以上に時間が掛か ったのも水量の多さによるものだろう。さて、テン場を探すが優良物件はなかなか見つからない。前にテン場として使った形跡も見当たらない。1時間ほどウロウロ して河原から3mほど上がった台地の1m程の高さに生い繁った草むらをノコギリで切り開き、なんとか3張りのテントを張り終えたのは16:30を過ぎていた。目の 前には巨大な雪渓と沢に架かるスノーブリッジが見える。雪渓を下りてくる風が冷たい。さて、宴はイワナのムニエルやイワナが釣れなかった時のシャレとして持っ てきたサンマの一夜干しなどなど….。 盛大な焚き火を囲んで楽しい夜は過ぎて行った。
8月25日(晴れ)
テン場7:00ー1ノ越12:00ー室堂12:40//13:00-アルペンルート-扇沢14:20 明け方に一雨あり心配したが、朝から天気は良さそうだ。 御山谷はカール状の圏谷。そこに雨に侵食され沢が出来た。 氷河の残した大岩だらけのゴーロ帯の沢を遡行するのは思いの外、時間がかかる。1,900mまでの100mを登るのに1時間ほど掛かった。 水量は大分少なくなってきたがまだ涸れる様子はない。2,000mを過ぎた辺りから沢は細くなり沢心に覆いかぶさるダテカンバの藪漕ぎに悪戦苦闘する。 大岩に挟まれたダテカンバのバリケードを突破すると森林限界を過ぎ、一面にチングルマの綿毛が広がる御花畑と1ノ越山荘が遥か先に見えた。 広大な谷の左は鬼岳、竜王岳、右には雄山が。御山谷の源頭部は期待にたがわず素晴らしいロケーションが広がっていた。 まったく踏み跡も無い御花畑とガレ場を交互に踏みしめながら2,600m付近で1ノ越と東1ノ越をつなぐ登山道に合流。 登山者で混雑する1ノ越山荘前をやり過ごし室堂ターミナルへ。全員疲れ切って、黒部平まで歩いて下山する元気はなかった。 御山谷は素晴らしい谷でした。 赤布も踏み跡も無い原始の姿が残された谷を遡行出来た事に大満足です。 沢登りで標高差1,250mは流石に登り応えがありました。 ロープは持って行きましたが一度も使うことはありませんでした。
次はこの広大で緩やかな谷をスキーで滑りたいと思います。
2019年
5月
09日
木
山域・山名:後立山連峰 朝日岳,雪倉岳
期日:5月2日(木)~5日(日)
山行形態:山スキー
メンバー:M森(L),I松(記)
行程:【5/2(木)】 栂池自然園ロープウェイ駅0930発~1100天狗原~1120振子沢上部斜面(※ピットチェック)1220~1250中ノ沢分岐~1340蓮華温泉着
【5/3(金)】蓮華温泉0440発~0550瀬戸川鉄橋0620~0700ヒョウタン池(※泊装備デポ)0730~0830白高地沢二俣~0900第一台地(白高地沢右岸)~0950第二台地(同左岸)~1130朝日岳1150~1340ヒョウタン池着
【5/4(土)】ヒョウタン池0430発~0540標高1,538m~0910標高2,237m西~1020雪倉岳1050~1150ヒョウタン池(※装備回収)1220~1250瀬戸川鉄橋~1350兵馬ノ平~1510蓮華温泉着
【5/5(日)】蓮華温泉0430発~0620振子沢~0800天狗原~0840栂の森ゴンドラ駅着
『GW後半、四日間の日程でこの時期の山スキーエリアとして名高い朝日岳・雪倉岳を訪れました。初日は栂池より入山後、天狗原より蓮華温泉に下り泊、二日目にヒョウタン池まで進み、泊り装備をデポ後に朝日岳を往復してツェルト泊、三日目は雪倉岳往復後、装備を回収し蓮華温泉泊、四日目に栂池に戻る計画です。
長い行程に連日ヘロヘロ状態でしたが、天候にも恵まれ雄大な眺望の下、どこまでも拡がる広大な斜面の快適な滑走、そして静かな山の出湯と心尽くしのもてなしを満喫した至福の四日間となりました。
以下に概要を報告させていただきます。』
2019年
5月
01日
水
【日時】5/1(水)〜4(土)
【場所】奥秩父
【メンバー】M阿部
【行程】
5/1(水)
塩山駅から山梨交通バスで「道の駅みとみ」下車。
9:45 「道の駅みとみ」発。
13:26 雁坂峠着。ここまでは雪がなく、楽に歩けた。
13:37 雁坂峠発。雁坂小屋に向かうが、尾根の北面となり、凍った雪と腐った雪に
なる。簡易スパイクをハイキングシューズに装着。無雪季タイムは小屋まで10分だが
30分かかってテン場着。
テント内で酒を飲んでいたら、突然右こめかみ上部から出血。ポタリポタリではな
く、勢いよく噴出。テント内と本人が血だらけになってしまった。多量の出血で歩け
ないので、そのまま就寝。
5/2(木)
めまい、ふらつきがあるので、停滞とする。何とか小屋前の水場まで行くと、小屋の
スタッフが「どうしました?」と声をかけてくれた。事情を話すと、お湯とタオルを
用意し、血でバリバリになった頭と顔を拭って、血の噴出口にばんそうこうを貼って
くださった。
テントに戻り休んでいると、スタッフがやってきて、「鉄分と塩分の補給のため。」
と言って、梅干し、マスカット、塩飴を下さった。この親切は忘れられない。
5/3(金)
何とか歩けるので、撤収し、小屋に挨拶して6:40下山開始。一般登山道だが、片側が
切れた部分もあるのでゆっくり歩き、11:05に「道の駅みとみ」着。残った酒、食料
を減らすため、道の駅の向かい側のキャンプ場に幕営。
5/4(土)
テント、マットを乾かしてから、山梨市営バスで、山梨市駅に下山。
2019年
4月
19日
金
【日時】4/19(金)〜21(日)
【場所】五輪山
【メンバー】T田、他
【行程】
2019年
4月
13日
土
【日時】4/9(火)〜4/13(土)
【場所】八甲田山、岩手山
【メンバー】A部幹、札幌山の会のA元さん他北海道のメンバ−5人
【行程】4/9(火)雪
酸ヶ湯温泉〜仙人岱
札幌山の会のA元さん他北海道のメンバ−5人と合流、酸ヶ湯温泉から仙人岱へ。
小屋はきれいによく整備されていた。春の暖かさに慣れた体に冬山の洗礼を受ける。
4/10(水)快晴
酸ヶ湯温泉〜大岳〜小岳〜高田大岳〜谷地温泉
昨日の冬山からうって変わり、これまでの八甲田山行で一番の快晴の天気。
大岳、小岳のピ−クを踏む。高田大岳は時間も遅くなるので山頂は止め南側を巻き
15:20 1460m地点より谷地温泉へ下る。
4/11(木)晴れ
傘松峠〜駒ケ峯
傘松峠の先のスペ−スに駐車。昨日より登山者は少なく、車も少なかった。駒ヶ峯からは陸奥湾が望まれ
岩木山も白く輝いていた。
4/12(金)晴れ
上妨神社〜岩手山
酸ヶ湯温泉の朝食後(バイキング)発。上妨神社へ入る林道にて駐車。10:45発
春の暖かさで途中、シ−ルは下駄状態。14;00をめどに1460mまで上がり滑降。
ほぼ往路を戻る。木が密で気を遣う。15:35駐車地着
「岩手憩いの村」で与作さんと合流し、ツア−最後の夜、与作の話で盛り上がる。
4/13(土)
9:00宿発 北海道メンバ−と別れ、与作さんを盛岡まで送った後、秋田へ、日本海側を南下。
昨年チャリで走った時のことを思い出しながら逆ル−トで酒田〜新潟へ。
雪は多く、道路の雪の壁は多いところで6m。ガイドの話では例年より1mは多いとのことでした。
雪質はいろいろですが、天気を考えれば八甲田山は4月がお勧めと思いました。
2019年
4月
13日
土
【日時】4/13(土)〜14(日)
【場所】北八ヶ岳
【メンバー】M阿部
【行程】当初は1日目に渋の湯から高見石経由で黒百合平、2日目に天狗岳往復の予定でした
が、悪天等のため予定通りの行動はできませんでした。
4/12(金)
茅野駅バス停にて仮眠。
4/13(土)
渋の湯で積雪状況を見ると、ここ数日の降雪で30〜40cm積もった模様。高見石〜中山
〜中山峠はラッセルが見込まれるので、直接黒百合平に登ることにする。
10:40渋の湯発→13:30黒百合平。
受付後、テントサイトの整地をしていると、単独の男性から声をかけられた。
「今、整地が終わったので、よろしかったら使ってください。」
「?」
「整地が終わってテントを取り出したら、外張り忘れて来てしまったので、小屋に泊
まることにしました。」
お言葉に甘えさせてもらった。
設営後、中山峠周辺を見に行ったが、中山への上りは腰まで埋まるところもあった。
4/14(日)
目が覚めると既に6時だった。風が強く、視界も悪いので下山することにする。
7:55テント発→9:15渋の湯
2019年
4月
08日
月
山域・山名:越後三山 越後駒ケ岳
期日:4月6日(土)
山行形態:山スキー
メンバー:M森(L),I松(記)
行程:石抱橋0720発~0820柳沢右岸分岐~0950道行山~1040小倉山~1200前駒(1763峰)~1250駒の小屋~1310越後駒ケ岳1340~1430小倉山~1510道行山~1540白沢左岸~1630着 石抱橋
概要:『4月の第一土曜日、前々週に冬季閉鎖が解除された奥只見シルバーライン利用して、銀山平から越後駒ケ岳を往復する機会を得ました。四季をとおして初めて訪れた越後駒は、周囲に北ノ又川や佐梨川・水無川の険谷を擁し、山塊の盟主に相応しいどっしり構えた佇まいがとても印象的で、この時期豊富な積雪量からも、随所に滑れそうな斜面がひろがる魅惑のエリアでした。銀山平からの道程は長かったですが、天候も上振れし、素晴らしい眺望と山頂直下の快適滑走は、それらを差し引いてもなお余りあるものがありました。』
2019年
3月
27日
水
【日程】3月23日(土)
【山域】浅草岳
【メンバー】I松、A部、T田S、T本、M本、Y氏、I出、T田t
7:55 大自然館前出発 -> 11:25 1300m地点まで
11:40 滑降開始 -> 13:10 大自然館前
2019年
3月
22日
金
【日時】2019年3/22(金)〜23(土)
【場所】北八ヶ岳
【メンバー】M阿部
【行程】当初は1日目にロープウェイ駅から黒百合平、2日目に天狗岳往復の予定でしたが、
湿った軟雪のラッセルのため予定通りの行動はできませんでした。
3/21(木)
茅野駅バス停にて仮眠。
3/22(金)
9:15ロープウェイ山頂駅発→10:22縞枯山→11:25茶臼山11:35→12:50麦草峠13:05→
14:59丸山15:08→15:30高見石小屋(幕営)
縞枯山までは快適だったが、だんだん雪が深くなり、麦草峠からは所により腰まで沈
んだ。黒百合平まで行くのは断念し、高見石小屋に幕営。
3/23(土)
7:00テント発→7:25白駒池7:32→8:08テント撤収8:50→10:32渋の湯
天気がはっきりしないのと、昨日の疲れのため、白駒池を往復し、下山。
快適なスノーハイキングを期待したが、ラッセルトレーニングとなった。
2019年
3月
21日
木
【日時】2019年3月21日(木)~23(土)
【場所】秋田駒ヶ岳
【メンバー】O田、T置
【行程】
2019年
3月
11日
月
【日時】2019年3月9日(土)~10(日)
【場所】赤岳鉱泉から硫黄岳往復
【メンバー】M阿部
【行程】
3/9(土)
茅野駅からバスで美濃戸口へ。
11:10美濃戸口発、14:52赤岳鉱泉着。
受付でジョウゴ沢と裏同心ルンゼの状態を聞いたところ、
・どちらももう埋まっている。
・新雪が積もっていて、雪崩の危険がある。
・単独では絶対に入らないでください。
とのこと。計画を、一般ルートに変更。
小屋前のアイスキャンディー(人工氷柱)は、アイスクライマーで賑わっていた。
3/10(日)
予報に反して好天。
6:20テン場発→8:58硫黄岳頂上9:05→10:33テン場、撤収11:37→14:20美濃戸口バス停。
当初の目的は果たせなかったが、好天に恵まれ楽しい山行となった。アイスクライミングは来シーズンのお楽しみとする。
2019年
3月
02日
土
【日時】2019年3月2日(土)
【場所】上州武尊
【メンバー】H・K子・M本
【行程】
2日(土)好天の下今季2回目の上州武尊に行って来ました。
なんと関越で2回の事故渋滞に遭い更に高崎からの自然渋滞にも遭い予定より1.5時間も遅くスキー場に到着、ゲレンデトップ出発が11時20分となってしまいました。アラフォー世代のK子・M本さんがガリガリ斜面もクトー無しでバンバン登って行き、遅れる老年を何度も立ち止まって待ってくれて山頂着、日本武尊の土台の下まですっかり表れていました。ここ暫く降雪が無かったのであろう、上部はガリガリのアイスバーンだったが、中腹からは湿雪となった中3人がそれぞれのシュプールを描いて1750m地点まで滑りました。ここから荒砥沢右股を登り返す予定であったが時間の余裕が無いので残念ながら断念し、トラバースして東尾根に向かい、今回は尾根のやや南側を滑りました。そして林道に降り立ったのですが現在地を3人で良く確認した結果、スキー場に戻る林道は更に下であることが分かり最後のツリーランをちょっと楽しんで滑走終了し、林道も湿雪状態であったのでシール無しでスキー場に14時に戻ることが出来ました。
2019年
2月
18日
月
日程:2019年2月15日(金)~18日(月)
メンバー:T本L、H野SL、T田、A部幹、S崎、M浦、F谷章(記録)
これまでも数回実施している札幌在住の会友・A元さんをはじめとする「札幌山の会」「帯広山岳会」「新得山岳会」の皆さんとの合同での山行。厳しい寒さの中で山に登る北海道の岳人たちの技量や体力に大いに刺激を受けるとともに、宿舎ではご馳走を振る舞われ、感動と感謝の4日間となった。
2月15日
東京組の6人は羽田を朝8時に出て9時半に千歳空港着。T田さんは富山から羽田で乗り継いで10時半に千歳着。早めの昼を食べてから空港近くの「ファミリー・レンタカー」へ。ハイエースのロングタイプだが、普段から乗り慣れているS崎さんの運転で12時20分に出発。道東自動車道を順調に走り3時に芽室町の宿泊施設「かっこう」に到着した。
既に北海道組のA元さんら6人は到着していて、片付けなどの後にさっそく宴会モード。帯広山岳会のN谷さんの打ってくれたソバやジンギスカンを堪能した。調理実習室が厨房になっていてそこで次々とご馳走を食べることになった。しかし残念なことに、蛇口は混合栓ではなく熱湯と水の出る蛇口が別々で微妙に離れているという一昔前の公共施設によくある形だった。設計した人は水仕事をしたことがないのだろうか。
この施設は閉校になった小学校を転用したもので、清潔で暖かく快適に過ごすことができた。中の一室は芽室町出身の横綱大乃国を記念した展示室になっていて、また敷地内には隣接して「ふるさと歴史館」という芽室町の歴史を伝える民俗資料が展示されている立派な建物もあった。
施設の周囲は数センチの積雪で、これは例年に比べると極めて少ないとのことだった。
2月16日(曇りのち小雪)
前夜の打ち合わせでは、この日はN谷さんに率いられてペケレベツ岳の北方にある日勝峠から日勝ピークを越えて同岳を目指す組と、A元リーダーのもと同岳東面の国道274号線沿いの日勝峠4合目から往復する組の、各々数人ずつのパーティーに分かれて行動することになっていた。しかし、宿舎を出たときの車の分乗のまま、A元パーティーは3人だけになってしまった。
<日勝峠からペケレベツ岳>(この項の記録・T本)
・メンバー=:T本、H野、T田、A部(幹)、M浦、S崎(以上TSMC)、N谷L、S水(以上帯広山岳会)、A堀(新得山岳会)、A元、K西(以上札幌山の会)、S藤
日勝峠(標高1020m)9:40-日勝ピーク(1445m)11:00-1000m付近まで滑降-
ペケレベツ岳(1532m)13:30-東面滑降-日勝峠4合目660m)15:15
日勝峠の駐車場にはすでに5~6台ほど車が止まっていた。ここは人気の山スキーエリア。車から出ると北海道の冷気の洗礼を受けた。気温はマイナス10度前後か。 今日はこのエリアに精通した帯広山岳会のN谷さんの案内でペケレベツ岳を目指す。 N谷さんを先頭に日勝ピーク1445mへハイクアップ。N谷さんは元ラガーマン、70歳をとうに過ぎているのに超人的な体力の持ち主。登るスピードに付いて行けない。ピークに上がると風も穏やかで絶好の滑降日和だ。ここからペケレベツ岳と日勝ピークの間の沢まで標高差400mほど滑降。樹林帯の中は素晴らしいパウダーが待っていた。斜度も適度で気持ち良くテレマークターンが決まる。積雪量が例年より少なく谷を渡るのに苦労するが、気持ちの良い霧氷林の中ラッセルを交代しながら1時間半ほど登るとペケレベツ岳山頂に着いた。晴れていれば十勝平野が一望できるが今日は雲に包まれている。ここから国道274(日勝峠4合目)を目指して東の斜面を滑る。見ると30度オーバーのオープンバーンがノントラックで広がっている。山頂直下は巨大な雪庇が張り出し雪崩のリスクを感じる。雪庇下を避け疎林帯をN谷さん先頭に滑り出す。止まると膝まで潜る深雪パウダーの急斜面。ニセコに比べ内陸部の日高山系は乾いた雪質。本州では滅多に出会いない素晴らしいパウダースキーを満喫。
<4合目からペケレベツ岳往復>
・メンバー=A元L、S山(以上札幌山の会)、F谷(TSMC)
日勝峠4合目(660m)9:55-1290m地点13:15/45-4合目14:55
日勝峠の4合目には森林工事のための仮設の工事事務所があり、車を数台停めることのできるスペースがあるだけでなく「ご自由にお使いください」と書かれたトイレまである(このことは翌日大いに役立った)。念のため事務所に車を停める旨の挨拶をした。
ここから最初は沢伝いに登るのだが、何年か前の水害で荒れてしまったそうだ。雪が少なくところどころ石を踏んでのシール登行だ。途中から沢から離れ北側の夏道のある尾根を目指すが邪魔なブッシュが多い。だんだん傾斜が急になりクトーを付けても苦労する登りになってきた。尾根に出てからもブッシュが多くて時間がかかり、せめて主脈とのジャンクションにある1343mのピークまでと考えたのだが、眼下に比較的滑りやすそうな斜面の見える1290mほどの地点で登高は終了とした。そこから深雪の樹林の中でも比較的広いバーンを選んで滑って沢に出て、出発点の4合目に戻った。
その後まもなく日勝峠からのパーティーも到着し、A元さんの車で日勝峠に乗り捨ててきた車を回収の後、温泉に入ってから「かっこう」に戻った。今日も北海道組の皆さんの「おもてなし」。魚の解体ショーから始まり最後は六花亭のデコレーションケーキ(イチゴのショートケーキのオバケともいうべき巨大なケーキ)で満腹になった。(今回同行してくれた帯広山岳会のメンバーの中に同社の社員が2人いたのだ。)
2月17日(雪)
今日は全員そろって日勝峠から日勝ピークを越えて、西南方向にある沙流岳往復の予定で勇躍出発した。しかし車で日勝峠に近づくにつれ天気は悪化し、駐車場に着くと吹雪になってしまった。そこで予定を変更し、N谷さんのお勧めに従い、昨日車を停めた4合目から小一時間登って滑走を楽しめる斜面に行くことにした。
8時45分に4合目を出発し9時40分ごろに各々900m付近に到着した。そこから各自で望むだけの回数を登り返して深雪を滑り、昼近くに全員が終了して4合目に戻った。
実はこの日、昨夜遅くまでのご馳走がきいたか、半数以上のメンバーが腹に異常をきたし、帯広山岳会のS水さんが山行をキャンセルしたことをはじめ、4合目のトイレに何度か入ったり、雪の降る中でキジ打ちをする羽目になったメンバーもいた。
夜は芽室の街中にある料理屋「鳥せい」で鳥尽くしの夕食。運転代行で宿舎に戻った。
2月18日(晴)
<南富良野タケノコ山>(この項の記録・T本)
・メンバー=T本、H野、T田、A部(幹)、M浦、A元、K西、A堀L
除雪終点(420m)9:20-山頂直下(1000m)11:30(A部(幹)、T田は山頂へ)
-除雪終点12:20
通称タケノコ山(標高1039m)は社満射岳(1063m)の東隣にある2.5万図の上では無名峰で、ボーダーや山スキーヤーに人気急上昇の山だ。新得山岳会のA堀さんの案内で行って来た。 最初はなだらかな林の中を行く。北東尾根に取り付くと急傾斜のハイクアップが続くが2時間ほどでエントリー地点の1000m付近の山頂直下の稜線に着いた。元気のあるA部(幹)さんとT田さんは山頂へ向かった。滑るのは上から見て尾根の右側の沢。稜線上に3~4mの雪庇が張り出している。少し稜線を滑り、回り込んで沢に入った。上部は30度オーバーの急斜面。1000mちょっとの山とは思えない広大な斜面が広がっている。ファットスキーを履いても脛まで潜るパフパフのパウダーを皆、思い思いに楽しんだ。T田さんはこの北海道遠征でパウダーテレマークに自信を持ったようで優雅なターンを決めていた。2時間強のハイクアップでこれだけの広大な沢を滑降できるのだから人気急上昇と言うのも納得。半日コースだったが満足度100%。北海道最高!
なお、膝痛のS崎さんとこの日も下痢の止まらないF谷は山行をキャンセルして麓にある映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった幾寅の駅を見に行くなどして過ごした。
タケノコ山から下山したところで札幌に帰るA元さんらとは別れ、再び道東道を通って千歳空港に向かった。レンタカーも返してから空港に着いたのは3時過ぎだったが、「早割」の格安チケットのため便の変更はできず、羽田で乗り継いて富山まで帰るT田さん以外は夜7時半のフライトまでのんびりと待つことになった。
最後に精算すると、レンタカー(4日間で4万円)、ガソリン、高速代、宿泊費(3泊して1,200円/人!)、食費などすべて含めて分担金は一人当たり約2万円(そのほかに羽田からの往復航空機代18,000円余)だった。
以 上
2019年
2月
17日
日
山行期日:2/17(日) 小雪のち晴
山行形態:山スキー
メンバー:M森(L),I江(SL),I松(記)
行動概要:温井集落(除雪終了点) 0650発~0750南東側尾根取り付き~1020鍋倉山1050~1150着 温井集落
前夜、道の駅「信越さかえ」にて仮眠。到着時には小雪が舞う程度だったが、未明には20cm程の積雪。豪雪地帯らしく、R117は除雪車輌がフル回転。温井集落には一番乗り。
明るくなり始めた頃より、続々と集結し始めた同好の方々よりルート情報等教示いただく。今シーズン既に4回目とのリピーター氏からの、今日が最高のコンディションとの呟きに期待も膨らみ出発。新潟側に抜ける道路をショートカットしながら、山頂から南東側に伸びる尾根に取り付く。
尾根に乗るまでは暫しひざ下ラッセルの急登。その後は傾斜も緩み、ぶなの美林を一層神秘的に装う匠の氷雪細工に魅せられながら、緩々と登高を続ければやがて山頂に導かれる。
滑走準備をしていると、メインの登りルートとなっていると思しき東面他からスキーヤーやボーダーが続々と集合。ここでもリサーチの結果、お薦めの西の沢に降る北面に滑り込む。雪も止み、樹も疎らで手頃な傾斜の北東斜面を、良質パウダーの浮遊感を楽しみながらボトムまで滑走。標高差200m程度とコンパクトながら、条件に恵まれて大満足の一本となった。これ以外にも、何本も良さそうなルートがありそうな印象で、東側を斜上する登路を埋める行列からも、その人気の高さが伺えた。
トラバース気味に高度を下げて、西の沢を左岸に渡り往路に合流。やや重めの湿雪を温井集落に滑り込んだ。
2019年
2月
03日
日
2019年2月2日(土)~3日(日) せみね山荘泊
メンバー LA部幹男 SLT田清七 F谷章(会計)T本隆久(顧問)
林奉人(会計)H野裕也(雪崩講習)M森徹(気象)E波戸茂(記録)
なおF谷章、T本隆久は2日のみ参加
行動概要
2月2日リフト終点9時20分―前武尊10時15分―荒砥沢左俣鞍部10時30分―1750m地点11時00分―右俣1950m地点12時10分―1630m地点12時40分―スキー場合流点14時30分
雪時々曇り リフト終点発(9時20分)いつもとは違い武尊に向かって左側から登り始める。前夜の宴会にもかかわらず、順調に前武尊到着、そのままシールを付け、荒砥沢左俣鞍部に到着。ピットチェックをH野さん指導で実施(2か所、気温-7℃、深さ1.5m、風強い)、新雪が20㎝程あるが最強コンプレッションでもびくともしない。弱層はなく、安定しているとの結果を得る。計画では2日は初めに西俣沢を予定していたが、視界不良などを考慮し、荒砥沢を滑ることにする。積雪量は平年より少ない。少し邪魔な木々を避けながら、左股へ滑り込み、10分程で1750m地点。出だしこそはウインドクラスト等が邪魔をしたが、後半はパウダーを各人各様で楽しんだ。そこから1時間登り返し、右股1950m地点に到達、再び右股へ1630m付!
近までの滑降を楽しんだ。今回山スキー初すべり組が半数いたが、二度目の右俣は周りの景色に目をやるほどの余裕?があったに違いない。昼食の間、今後のルートについて話し合うが、荒砥沢の雪の量も十分と見て、そのまま下り、林道経由でスキー場に戻ることにする。また翌日の計画も検討され、荒砥沢と十二沢間の尾根を第一候補とした。(前武尊東尾根)
ここでスクート乗りに遭遇、どこかのパーティの一人なのだが、深雪に対応できるよう自前で製作したスクートだそうだ。T田さんが近くにいたこともあり、興味津々、いろいろ情報を聞いていた。重量は10キロ、背負って登る姿を見送った。
13時10分に出発、沢を駆け抜け、林道経由でスキー場に到着。この時分は晴れてはないが、雪は止み、明るくなっていた。
2月3日 快晴 センターハウスで-3℃。最高気温前橋13℃と暖気が入る予報
リフト終点9時30分―前武尊10時20分―荒砥沢左俣鞍部10時30分―1761m地点10時55分―前武尊東尾根1680地点12時00分―林道合流点12時45分―スキー場13時30分
リフト終点発(9時30分)連夜の宴会にもかかわらず、昨日と同じペースで前武尊着。暖かさに汗をかく。シールを外し、荒砥沢左俣鞍部へ。E波戸のシールのグルーで滑走面がべたべたとなり、念入りに銀パラを塗る。(液状ワックスは持っていたのだが、Hさんに借りた銀パラが効いた。ありがとうございました。)左俣へ滑り込む。気温が高かったので、前日より雪は重く感じた。10分程で1760m地点に到着。計画通りシールを付け、T田さん先頭でルートを的確に導く。等高線沿いに30分程進み、小沢(シュプール有)を越え、尾根手前で少し下降、目指す前武尊東尾根の1680m付近に出る。下に快適な緩斜面が続いており疎林帯に巨木が混在する。東には日光連山、南は十二沢の向こうにオグナスキー場を見渡せる。
12時20分東に広い尾根を気分よくツリーラン。斜度は10度程度なので、止まらないよう地形を読みつつ、滑る。想像通り快適な尾根だ。1550m付近に小ピークが有り、北側から巻いた。途中大木に古い赤ペンキが付けられていたので、武尊のクラッシックルートだったかもしれない。陽春の下、気持ちの良い下りも30分程、林道着。そこからは、H野さんが試した「片足シール走法」が群を抜いて早く、追いつこうとしたメンバーは汗をかく。ただひたすら歩きゲレンデ着。留守本部
A部正巳さんにLA部幹男さんが連絡、無事終了した。
今回は2日目に新しい下山ルートを体験できました。毎年訪れ、ほぼやり尽くしている山域と思っていましたが、まだまだ静かで快適なルートが存在することがわかり、改めて上州武尊の良さを再認識できました。
A部L、T田SL、T本顧問ほか皆様、ありがとうございました。 E波戸茂 記
2019年
1月
20日
日
山域・山名:北アルプス南部 四ッ岳
(乗鞍高原~位ヶ原~桔梗ヶ原~
四ツ岳~平湯温泉)
日程:1/12(土)~14(月)
形態:山スキー(縦走)
メンバー:M森(L),A部M(SL),I出,
I松(記)
行程:
【1/12(土)】ゲレンデトップ1030発~1300切通し位ヶ原分岐~1400位ヶ原山荘上部(標高2,370m付近)※ツェルト設営1500~位ヶ原台地末端往復~1600幕場着
【13(日)】幕場0700発〜0830大黒岳東面(H2,550m付近)〜1100乗鞍スカイラインヘアピンカーブ(H2,600m)〜1220四ッ岳1250〜1450北東側尾根上H2,500m付近〜1520北西側H2,450付近〜1620四ッ岳尾根H2,260m付近着※ビバーク
【14(月)】BP0650発〜0920無名沢左岸(H1,800m付近※SB)〜1100無名沢左岸(H1,660m付近※徒渉)〜1230大滝川右俣左岸(H1,550m付近※徒渉)〜1310同左岸尾根(H1,580m付近)〜1415平湯温泉(R158)着
2018年
12月
17日
月
日時:12/15(土) 9時30分~15時(小雪のち曇)
場所:谷川岳天神平
参加者:A部(幹)(L),M森(SL),H野,T置,I出,I松
訓練の概要:
①シーズンを迎えるに当たっての、装備と基本技術の確認。
②雪崩発生に伴う埋没を想定した対応訓練
③ゲレンデでの滑走練習
メモ:
直前の寒波の影響(恩恵?)で、天神平での積雪は約1m。
先ずはシールを装着して、北側の田尻尾根への斜面の中段まで登り(ひざ下ラッセル)、雪面観察とピットチェックを行う。
表面から約60~70cm下の堅い層の上に、降り続いた新雪が載った状態。
シャベルコンプレッションテストでは、手首・肘を支点にした圧力に対しては、積雪は均等に飛散。肩支点で、上記の層から大きく破断することが確認された 。
講師のH野さんから、より実践的な方法として、ハンドテストについて紹介いただき、先程と同様の破断状況を確認。
続いて、メンバーの一人が雪崩に巻き込まれたとの想定の下、初動から、捜索・発見までの一連の動きについてのシミュレーションを行った。
はじめに、講師のA部さんから、雪崩発生直後の対応(大声で仲間に伝達,周囲の安全確認,目視による最終埋没エリアの特定,同時刻の共有)について説明を受け、3人一組で実際に時間を計測しながら模擬訓練を実施した。
一刻も早く埋没地エリアに到達するためには、流された距離や積雪状況等からアプローチ方法の選択や、捜索メンバー間での意思統一なども重要な要素であることが理解できた。
そ の後、会必携セットによる滑落者等の実践的な引き上げ訓練を行った。
要救助者までの距離に応じて連結したメンバーの細引きの一端を、スキー等によるアンカーに固定し、中間の折り返し部分を要救助者簡易ハーネスのカラビナに通して、1/2システムでの引き上げを実施。
連結方法は諸説あるが、今回の2本束ねてのエイトノットは、比較的カラビナ通過もスムーズなことや、要救助者の状況に応じて、ゴボウと肩絡みによる確保も有効であることなども実感できた。
最後に何本かゲレンデ滑走を行う。
周辺斜面は雪上訓練を行うグループで大盛況ながら、スキー場は未稼働のリフトや滑走禁止のコースもあって至って静か。
上質パウダーも楽しめた初滑りとなっ た。
以上
2018年
12月
10日
月
【報告】
日時:12月1日(土)~3日(月)
地域:陸中野田~田野畑
メンバー:FA、FM
内容:2年前にこのトレイルの北の出発地点である蕪島から久慈まで歩いたが、今回はFMと2人で陸中野田から田野畑まで歩いてきた。季節的には遅いかと危惧していたのだが、天候に恵まれたのでむしろちょうどよい時期だったと言えそうだ。そして何より「大人の休日倶楽部パス」を活用したので格安の旅となった。
1日朝、東北新幹線で八戸へ。そこからJR八戸線で久慈、さらに三陸鉄道(三鉄)に乗り継いで陸中野田に昼頃到着した。盛岡では雪が降り積もっていたし、八戸線に乗ってからも氷雨や霰が降っていたのでやはり時期的に遅かったのかと心配になった。しかし、だんだんと天気は良くなり、久慈に近づくにつれ天気が良くなってきたので一安心した。
薄日の指す野田の町を出てから最初は国道45号を歩き、多少のショートカットをしたこともあり、予想外に順調に進むことができたので予定より先まで行けそうな目途がついた。そこで、満室のはずの国民宿舎「えぼし荘」にダメモトで電話をしてみたところ運よく泊まれることになったので、途中の駅から引き返して素泊まりで泊まることにしていた久慈の三船旅館はキャンセルした。
その後は山側の未舗装のなだらかな林道歩きになった。葉の落ちた林の中一面にシイタケ栽培がおこなわれていた。このあたりの特産品なのだろうか。やはり気温は低いので道の日陰では氷が張っているところもあり霰もぱらついてきたが、順調にえぼし荘に到着した。ここには近所の復興住宅と思しき家から温泉に入りに来ている人達がいた。
<陸中野田駅発12:45~野田玉川駅付近14:05/15~えぼし荘着15:50>
2日はバイキングの朝食を腹いっぱい食べてから良い天気の中を出発。三鉄の絶景ポイントとして有名な安家川橋梁を見上げながら国道を歩いたのちは海岸沿いの里道歩き。沢川河口の細い流れを石伝いに渡った後は笹丈が高くて道迷いをしやすいところだそうだが、枯れているので難なく歩くことができた。また、久しぶりに霜柱を踏んで歩くのは気持ちの良いものだ。
白井集落の近くですれ違った車に乗った地元のオジサンとしばらく話しこんだ。彼が言うにはその先のトレイルはかなり荒れているとのことだった。そこで白井漁港まで下った後は里道とよく整備された仕事道に迂回して普代の町に向かうことにした。普代駅の待合室で持参のチョコバーなどの行動食をザックから取り出したところ、出張販売中の駅前の寿司屋が売り込みに来たので行動食は再びしまい込んで美味しい寿司を食した。
その後はその巨大さゆえに全ての村人を津波から守ったという普代水門を見てから、海沿いのネダリ浜自然歩道を通るなどして、予め予約しておいた国民宿舎「くろさき荘」に到着。近くには灯台や北緯40度の記念碑などもあった。歩く者もほとんどいない11月と12月前半限定の「潮風トレイル応援パック」なる宿泊プランなので夕食時には生酒のサービスがついた。実際、この3日間、トレイルを歩く者とは一人も会わなかった。
<えぼし荘発8:05~白井海岸10:15~普代駅11:35/12:05~ネダリ浜休憩所
13:35/40~くろさき荘着14:50>
3日もバイキング朝食。今日は標高150m前後のところをリアス式海岸の凸凹に合わせるようにあまりアップダウンせずにトラバースする良く整備された道を歩く。昨日に続き晴れてはいるが、当然のことながら気温も低いのでのども乾かずに快適だ。まだ紅葉している部分もあるが、葉が落ちているので海を望め、落ち葉を踏みしめての気持ちの良い歩きだ。トレイルの両側の森林も良く手入れがされていることに感心した。
薄暗い沢道を下ったところで観光地として有名な北山崎に着いた。この先は海岸近くまでの階段の昇り降りがあって時間がかかるので県道を経由して割愛した。こちらの道はまさにイーハトーブの景観で癒される。迂回した後、本来のトレイルに戻るとそこは海岸の崖上だ。海側に足を踏み外したら助かるまい。徐々に高度を下げ、海岸に出て手堀りのトンネルを二つ抜けると、かつては栄えていた番屋の建ち並ぶ机浜に出た。津波で流されてしまったが再建し、今はNPO法人によって漁船のクルーズを行うなどしているそうだ。西側に山が迫っているので2時を過ぎると薄暗くなってきてしまう中、目的地の田野畑駅に着いた。
そこから三鉄で久慈に戻って旅館に泊まり、3日間、約50㎞の歩き旅を終了とした。
<くろさき荘発8:00~北山崎11:35/12:00~手掘りトンネル入り口13:15/20~
机浜14:10/20~田野畑駅着15:40>
4日は予想に反して天気は悪くならなかったが、そのまま八戸に出て帰京した。
実は二月ほど前に三鉄震災学習列車という震災の話を三鉄の社員に聞きながら乗車する機会があったのだが、鉄道ではトンネルが多く海を見られるところは限られていた。しかし今回は海を眺めながら、あるいは逆に三鉄を見ながらの歩きになった。
山登りの時は「山に登るための道」を歩くが、今回のように「生活(仕事)のための道」を歩くことは違った面白さがあると改めて感じた。帰京した翌々日、Bunkamuraで開催中の絵画展「ロマンティックロシア」を観た際、そこにあった風景画に既視感を覚えた。もちろんロシアの広大な大地とみちのくトレイルでは比べるべくもないが、両者に共通する「道」の持つ魅力について考えさせられた。
前述の通り章にとっては2回目、FMにとっては初めてのみちのく潮風トレイル歩きだったが、また別の区間を歩いてみたいと考えている。
以上
2018年
11月
26日
月
【報告】
日時:11月23日(金)~25(日)
山域:立山
メンバー:SF、会員外
内容:
This weekend I went to Murodo with a friend.
We stayed at Mikuri gaike onsen, great food there.
There is much less snow than usual at this time of the year.
On Friday we did a little climb up to Tsurugi gozen Goya. We were the first people to ski down! Good snow but quite some rocks.
On Saturday we could find some amazing snow for a 1000m downhill behind Tsurugi dake and a cute 300m couloir below Ippuku Tsurugi. Weather was excellent and snow was stable.
On Sunday, we wanted to try the Tateyama - Masago ridge but unfortunately the wind was far too strong to continue safely and we had to stop at Oyama. Since it was still early, we then hiked a little bit towards Harinoki. Not enough snow there for skiing but good playground for snow hiking.