期間:2024年8月3日(土)、4日(日)
メンバー:M森、H間
内容
8/2昼過ぎに扇沢着、市営駐車場はほぼ満車だった。アルペンルートに乗り、雷鳥荘へ。夕食は17:30、18:50の2回制。
・8/3 晴れ
4:10 雷鳥沢発
9:15 真砂沢ロッジ
14:00 池ノ平小屋
雷鳥坂は涼しい時間帯に登れた、剱沢の警備隊詰め所で情報を伺う。雪渓が例年より状態良くないとのこと。アイゼン付け、剱沢を下る。長次郎谷の手前で雪渓が大きく倒壊していた。大きなステップが切ってあり、右岸の巻道へ降りる。
真砂沢ロッジまでに、アイゼンを2回着脱、雪渓上の岩に、ピンクテープでルートが示してある。ロッジの先で、左岸の桟道が壊れかけていて、残った丸太の上を横歩きするような状態。気温が高く、汗だくで進む。
二俣からは三ノ窓雪渓上部のアルペン的な景観が望まれ、明日はあそこへ登るのだと、テンションが高まる。池ノ平小屋ではなんと、お風呂に入ることが出来、乾燥室ではストーブが焚かれ、トイレもきれいで快適に過ごせた。
・8/4 晴れ、午後稜線はガス
4:00 池の平小屋発
6:30 小窓付近
8:30 三の窓
11:55 剱岳
18:50 雷鳥荘
3時起床、弁当で朝食。小窓雪渓への道は2080m付近で沢を横断するが、沢を少し上へ登ってしまった。横断地点の平たい石に白のマーキングがあった。雪渓を見下ろす様になると、足下の悪いトラバースが所々ある。
小窓稜線の東側のトラバースで、例年なら急な雪渓の横断があるようだが、今回は雪渓は無くなっていた。三ノ窓への下りはガレ場を下っていくが、下の方がルートが判りにくい。最後の方は左手のバンド上にコースを取るとその先は簡単に降りることが出来た。
池ノ谷ガリーは最初は左側を、上部は右側を側壁に沿って登った。その先は主に稜線の東側を進んだが、踏み跡やマーキングがはっきりしなくなる。山頂手前の鞍部にバンド上を回り込んで出る箇所が一番緊張する箇所だった。足下はしっかりしているが、手かがりになる岩がせり出している感じ。
山頂に着くと、源次郎尾根を登ってきたパーティーで賑わっていた。
北方稜線は視界が良ければルートファインディングはさほど難しくないが、足下の悪い、油断できない場が続く感じだった。今夜は雷鳥荘泊まりなので、温泉を頭に浮かべながら長い下山に入った。
記録時間は小屋到着後などの時間含む。
気象庁HPから
松本最高気温35.7℃
北日本の梅雨明けは8/1と発表があった。
松本最高気温 35.9℃