山域 1日目 浅間山
2日目 根子岳
日時 2024年2月10日、2月11日
メンバー L M森、プランナーH間、A部、I松、記録 Y本、A.P(1日目のみ参加)
H間さんプランニングによる山行だが、当初妙高、火打方面にて計画も天候不良にて、その代替え案の実行。これがかなりのあたり山行。
1日目、
浅間山峰の茶屋から数キロの国道146線沿いの北軽井沢観光案内所付近に車を一台デポ。峰の茶屋に戻り8時30分山行開始。
遠景からの浅間山は、べったりと真白な雪がつき、それが青空に映え、期待も高まってくる。
稜線に沿って高度を上げるに従い、強風と低温に悩まされる。頂上まで、あと高度差50Mで終了。それより上部は、ところどころ岩が露出しており、アイスバーンが予想された。
大斜面は青空と相まって各々、最高のシュプールが描けた。ただ、積雪量が少ないため、
雪の多い、谷筋を選んで滑っても、所々で、岩の地雷にスキーを削られ、心中、悲鳴をあげていたため、100%の爽快感に酔うことは出来なかった。
大斜面が終了すると、斜度の落ちた、樹林帯をいく。トレースもあったが、所々
GPSでリーダーがルートファインディング。
鬼押ハイウェイの六里ケ原休憩所附近に出たが、そこからは谷沿いに藪を行くより、すぐ横の林道をチョイス。
快適にデポ車に到達できた。A.Pはこの日のみ参加だったがナイスフォトを残してくれた。
2日目
前夜車中泊にて休養十分。菅平ゴルフクラブ場近くの根子岳夏山登山駐車場から、朝8時ごろよりスタート。夏道に沿っていたためか、トレースもあり、目印も豊富にあったため、ルートファインディングは容易。
天気は曇りだったが、樹氷の中、幽玄な雰囲気に癒されつつ、歩みを進めた。所々新雪も残されており、期待とともに踏みしめていった。ピークには2時間程度で難なく到達。
根子岳頂上から、濃い樹林を避け、西側に回り込んだ。少し下った小ピーク(小根子岳)から北方に1900mまで、滑った、樹林はやや蜜だが、パウダーを楽しめた。
登りかえし、今度は元ルートではなく、北西方向に高度1800mの急斜面手前まで滑り、その後、真横にトラバースして元のピストンルートに復位する作戦。M森さん主導のこの案が大成功。
今シーズン最高の斜面が味わえた。
スタートに合わせるかのように、天候改善し、大展望と青空が開けた。
粗の樹林と15cm程度のパウダーと緩斜面はみんな、歓喜のシュプールと奇声につつまれた。青空と雪と光の煌めきも最高のおかずに。
その後は、心地よい満足感に包まれながらの駐車場までのビクトリーラン。
気象庁HP
日本海に低気圧、浅間山周辺は晴れていたが、上部は風が強かった。
菅平アメダス
積雪 55cm
気温(最低、最高) -17.9℃、2.7℃
日本付近は弱い冬型、菅平では前夜数cmの降雪。
菅平アメダス
56cm、-14.1℃
-2.1℃
根子岳周辺は朝はガスに覆われていたが、昼過ぎから晴れてきた。