【山域・期間】 2024/1/13(土) 甲府 兜岩
1/14(日) 八ヶ岳 南沢 小滝
【 メンバ- 】 L T内、A井、H間、M森、I松、M本、T内J、Y本(記録)
【 内容 】
1泊2日でアイスクライミングを楽しみ、赤岳鉱泉べースでジョウゴ沢や大
同心などのルートへもいく予定だったが、1日目は天候悪化のため、甲府の兜
岩でのクライミングとなった。
1/13(土)
朝10時ごろ兜岩の登山道の駐車場に集合。トイレ付きの10台ぐらいの駐
車場があった。晴天の中、ルート取り付きまで1時間弱。T内さんのガイド、指
導の下、スラブのグレードが優し目のルートにトップロープをはり、それぞれ
練習。
一番右は10aと10Cのルートで、こちらはT内さんがリードされたが、一部
ホールドが細かく、指の皮が向けたらしく、私もトライしたとき皮がむけてし
まった。指は細かいながら、まずまずのホールドがあるのだが、フットはスラ
ブのそれで、それにきちんと乗り込み、それなりのムーブを要求されるので、
楽しかった。
真ん中は、私がリードしたが一ヶ月ぐらい、ジムトレしてなかったので、安
全第一で、トップロープをかけたが、スラブルートだけあって、ガバの連続と
いうわけではなかった。一番左は、グレードは8で一番やさしかった。
久しぶりのメンバーが多く、すぐにパンプするため、テンションしながら悪
戦苦闘の模様。私も含め80キロ台の重量級が3人もいて、その逆境にめげず頑
張っていた。
他のパーティーは多くはなく、アプローチや足場も悪くないので、初級か
ら、中級者の練習には最適と思った。昼過ぎぐらいから、甲府盆地も天気予報
どおり、寒々とした曇り空となり、下山。
1/14(日)
朝6時30分に美濃戸口へ到着。南沢小滝には1時間半ぐらいで到着。途中
アイス装備の人たちを多数見かけたので、混雑していると思いきや他パーティ
ーが1チームいるもののまだ、トップロープは張られておらず。A井さんが左
から回り込んで、センターにトップロープを設置。もう一本ぐらい張りたかっ
たが、しばらくすると他パーティーもロープを張りめぐらし、3本ぐらいで満
員御礼となり、断念。
各自、3本から、4本ぐらい登り込んだ。充実したいい練習になった。M森さん
は30年ぶりのアイスだったようで、道具の進化に感嘆していた。
T内さんに指導を仰いだり、他のガイドが顧客に指導していることに聞き耳を
立てていると非常に参考になり、アハ体験の連続だった。どうレストするか、
いかに力を抜くか、バイルの振り方、体を離してきちんと足元を見て、フット
をいい位置に置くことの重要性、上肢を伸して交互にレストすること、対角の
手足がきちんと効いてれば、次の一手はレストしながら、思い切って出せるな
どなど、体感して学べた収穫は大きかった。
またアイススクリューも新規で5本購入していたので、リードを想定した状
態で、スクリューの設置も練習。
楽しくもあり、充実したトレーニングもできた二日間でした。
気象庁HP
冬型、夕方は甲府の郊外でも雪が舞っていた。
本州付近は高気圧に覆われ好天。