【期間】 2023年8月26日(水)から8月29日(土)
【山域】 折立⇒高天原温泉、雲ノ平⇒折立
【メンバー】M森、他2名
【内容】
7/26(水)晴れ、午後一時曇り
8:30 折立登山口発 1360m
12:30 太郎平山荘(泊まり) 2330m
大学時代の仲間と続けている”渋い山行”。今年は、昨年行った水晶岳から眼下に望めた高天原温泉へ。
4時に塩尻でピックアップしてもらい、安房トンネル、飛越トンネル経由で薬師岳登山口へ。亀谷温泉経由より20キロほど近いが、グーグルマップ上の所要時間は同じくらい。8時過ぎに臨時駐車場着。
登山口から三角点までは暑くて汗だくの登り。小屋が見える辺りからペースが上がり、12時半 、太郎平山荘着。大きな小屋で、きれいに泡立つ生ビール🍺がある、寝る場所は蚕だな方式で荷物置くスペースちょっと狭い。夕飯前に太郎山を往復。トイレは他の小屋も同様だったがきれい。夕飯の味噌汁が具たくさんなのは良かった。(麩、タマネギなど)
夕飯後、日没を見る、金沢沖に沈む太陽が美しい夕焼けを作った。夜間はガスで星の撮影は出来ず。
7/27(木)晴れ、午後にわか雨、後晴れ
6時太郎平小屋発 2330m
8時 薬師沢出合 1910m
9:44 B沢出合
11:45 高天原峠 2250m
12:40 高天原山荘 2120m
薬師沢までは歩きやすい緩い下り。隙間から落ちそうな吊り橋を渡って黒部川へ降りる。1時間ほど河原を歩いたり、林間を歩いたり。途中でバケットエレベーターのバケットの様な金属製品が埋もれかけているのを目にする。高天原山荘の資料によると、戦前に開発されたモリブデン鉱山のものらしい。この辺りから七倉へ人力で鉱石を運んだようだ、驚き。B沢出合いから黒部川を離れ、沢をトラバースしながら急斜面のアップダウンが続く。さほど危険な箇所はなく、暑いが水は豊富。峠からは静かな下り、薬師沢出会から山荘までは誰にも会わなかった。山荘直下でノートパソコンを開いている女性がいた。スマホが通じるのかもしれない。
乾杯の後、待望の温泉へ。温泉沢左岸に露天風呂、右岸に囲いのある男女風呂、そちらへ。狭いが脱衣スペースがある。白濁した良い湯加減。上がるとにわか雨、合羽を着て小屋へ戻る。ランプの宿だか夕飯は豊富なおかず。客室は二階、窓は小さく、ちょっと暗いが、平床でに就寝スペースに出入りしやすい。 今日は温泉から上がった後に雷雨があり、明日は行動を早めた方が良さそうなので、朝食は弁当にする。夜間は星が良く見え、星空撮影。
7/28(金)晴れ、午後雷雨、のち晴れ
4:30 高天原山荘発 2120m
5:20 高天原峠 2250m
8:00 雲ノ平山荘 2550m
9:20 薬師岳展望台
9:45 発
13:05 薬師沢出合 1910m
弁当はおにぎりだったが、コンビニのおにぎりの様に、フィルムを剥がして海苔を巻く方式。1時間で高天原峠へ。雲ノ平への登りは上部は視界が開け、薬師岳から水晶岳の展望が広がる。トイレに寄った雲ノ平ヒュッテは洒落た内装、トイレは和式で全く臭く無い、使用済みペーパーを目に付かない床下に落とす工夫も感心させられた。ぜひ泊まって見たいと思った。
スイス庭園の水晶岳の展望台へ、眼下遙かに高天原温泉を望む、良くあそこから来たなと、我ながら感じた。祖母岳に寄ってから薬師沢へ、木道が終わると滑りやすい、丸い岩が多い急な下り、スリップしたら大怪我しかねない、気が抜けない。黒部川に着き、汗だくなので、下着一枚で吊り橋下の川で泳ぐ。冷たかったが、さっぱり。しばらくすると激しい雷雨、川は増水。ビールは部屋で、天井が低い蚕だなの下段で呑む。夕飯は高天原山荘に似て、おかずの種類が多い。夜中はベランダから星が良く見えた。ぼ〜っと星空を眺めるなんて、山ならでは。薬師沢小屋はココヘリ端末を見せると宿泊費が500円引き。
7/29(土)晴れ、後曇り
5:45 薬師沢小屋発
7:30 太郎平小屋
11:08 駐車場
折立から登ってくる登山者が多い。
太郎平山荘の人の話では、梅雨の間、天気が良く、高山植物の咲くのが早かったのでは、とのこと。チングルマは雲ノ平の一部、雪渓が遅くまであったような場所除いて綿毛になっていた。
帰路、亀谷温泉へ。源泉100%の水風呂があり、クールダウンに効いたようだ。
気象庁HPより
関東甲信地方、梅雨発表7/22
松本最高気温 7/26 34.1℃、7/27 35.6℃ 7/28 35.0℃ 7/29 33.4℃