【期間】2022 8/6(土)~8/9(火)
【山域】北アルプス、高瀬ダム→烏帽子小屋→水晶小屋→晴嵐荘→高瀬ダム
【メンバー】M森、他1名
【行程】
8/6(土)晴れ時々曇り
8:20 高瀬ダム発
12:17 烏帽子小屋着、休憩
16:00 烏帽子岳
8/7(日) 晴れ時々曇り
6:15 烏帽子小屋発
9:19 野口五郎岳
10:05 真砂分岐
11:18 東沢乗越
12:06 水晶小屋、休憩
14:50 水晶岳
8/8(月)晴れ時々曇り
5:50 水晶小屋発
7:34 真砂分岐
8:54 南真砂岳
10:34 湯俣岳
12:40 晴嵐荘
8/9(火)晴れ時々曇り
6:37 晴嵐荘発
9:20 高瀬ダム着
学生時代の仲間と、ここ数年続けている「渋い山行」、昨年は光岳。今年は私が北アの百名山の中で五竜岳と共にまだ登っていない水晶岳へ。
8/6(土)
七倉の駐車場はほぼ一杯。タクシーで高瀬ダムへ。北ア三大急登とされるブナ立尾根を登る。木陰で、ジグザクの道自体はさほど急でなく登りやすい。烏帽子小屋の前はイワキキョウなどのお花畑。昔ながらの小屋だが、トイレはきれいで、手洗いの流しは広い。食堂はテーブル席。深夜、月が沈むと夏の大三角が頭上に、天の川もよく見えた。
8/7(日)
にせ烏帽子岳で日の出を迎えてから、小屋へ戻り朝食(5:30)、広い稜線を野口五郎岳へ。砂礫の中にコマクサが多い。東沢乗越まで小さな起伏が多い。もろい稜線を登って水晶小屋へ。ウッディな内装で、トイレは大変きれい。ただ、二階の梁が低く、何度も頭をぶつけた。水の乏しい稜線だが、夕飯のカレーお代わり自由には感激した。
8/8(月)
小屋前から美しい日の出が見られた。湯俣温泉への長い下り。真砂分岐から先、上部は展望が良く、下部の樹林帯は落ち葉でクッションが良く、歩きやすいが、登り返しもあり長い。それだけに、青嵐荘の温泉、ビール、その後の風通しの良い客室での昼寝は実に快適だった。噴湯丘付近の河原の温泉も、硫黄酸化細菌など初めて目にするもので、なかなか興味深かった。晴嵐荘はお酒の種類が豊富なのもうれしかった。
8/9(月)
高瀬ダムへ、緩やかな下り。ダムでタクシーが待っていた。電車に乗った松本は、連日34℃ほどの猛暑。山中の爽やかな風が懐かしかった。
天気図:気象庁HPより
日本付近に前線が停滞する不安定な天気だったが、山中では雨に遭うことはなく雲や霧の変化が激しく、青空が広がる時間も多く、変化を楽しめた。
距離35km、延べ標高差2,860m
烏帽子小屋、水晶小屋はネットOK(docomo)、水晶小屋はラジオの受信も良好だった。青嵐荘は圏外、川沿いに移動すると繋がる地点があるとのこと。