至仏山から燧ケ岳

日時:2018年4月30日(月)、5月1日(火)

天候:晴れ時々曇り

メンバー:M森

行程:

4月30日

10:55 鳩待峠発

13:45 至仏山着 14:20 発:

15:15 至仏山荘着

 

 鳩待峠から板を背負って10分ほど登ると、雪が続くようになり、スキーを履く。出発が遅かったためか、ツボ足の登山者が多い。悪沢岳手前から、小至仏山、至仏山手前まで、稜線の東側をシールで登高出来た。

 至仏山からの滑降は、夏道沿いの山頂直下の残雪は50mほどで消え、木の階段が露出しており、100mほどそれを下ると、その下は山ノ鼻まで雪が続いていた。(今回、高度計を持参しなかったので、高度差は感覚的な数値)重いザラメ雪で、所々固い個所があり、滑っているとガタガタして、滑りにくかった。

 山ノ鼻には。着いた時点で、25張りほどのテントやツエルトがあった。

5月1日

5:00 山ノ鼻発

6:50 見晴

10:40 赤ナグレ岳付近の稜線

11:40 燧ケ岳(爼嵓)着、 12:25 発

12:40 熊沢田代

13:30 車道 13:55 御池

 

 山ノ鼻からスキーを履いて、木道脇の残雪を進むが10分ほどで木道以外進めなくなり、板を背負う。竜宮小屋付近で少し雪の上を歩くが、木道部分はほとんど乾いていて、途中で運動靴に履き替え、見晴までそのままでOKであった。

 見晴からはシールで登高できた、トレースを追って、赤ナグレ岳付近で稜線に出たが、稜線直下100mほどは傾斜が急で、板を担いだ。その先、俎嵓南側、2300mまでもシールでOK、その先は、登山道が露出していて、再び板を背負う。

 俎嵓の御池側2300m付近から車道まで雪は続いていたが、熊沢田代付近までは筋状の残雪で、トレースの凹凸や、土砂の汚れが多い。熊沢田代の登り返し部分は階段が露出していた。この登り返しを避け、1986mピークの南を巻いたが、東ノ田代北側の緩やかな尾根に入ってしまったらしく、車道に出たのは、御池南、1kmほどの地点だった。シュプールがあり、後ろから3人パーティが来たので、一般的に滑られているコースの様だった。

 残雪が非常に少ないという情報があったが、スキーは登り、滑りともほぼ使用できた。(至仏山下りの一部を除けば)、ただ、気温が高いこともあってか、雪質はあまり良くなく、滑りの快適性は今一つだった。

2018/5/1 11:50 燧ケ岳より、至仏山
2018/5/1 11:50 燧ケ岳より、至仏山
地図:国土地理院HPより
地図:国土地理院HPより

天気図:気象庁HPより

桧枝岐(標高973m)の最高/最低気温

21.9℃/5.6℃。平年値15.9℃/3℃

で最高気温は平年値より6℃以上高い。

本州中部は日本のはるか東の高気圧に覆われている。

東京の最高気温は25.7℃

上層の気圧の谷の通過により、夕方は雲が多くなった。

気象庁HPより

桧枝岐、最高/最低気温

22.2℃/7.4℃

東京の最高気温は28.1℃

日本の南の高気圧に覆われている。

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