富士山コンプリート(トレーニング編)

【山行形態】自転車+登山

【日時】2015年7月25日(土)

【コース】駿河湾新浜公園~富士宮口五合目〜山頂 往復

【メンバー】M森

02:40 新浜公園発、9:20五合目、14:30 山頂、18:00五合目20:50 新浜公園戻り

 富士山コンプリート(海岸から五合目まで自転車、スキーで山頂往復後、自転車で海岸まで戻る。スキー用具を海岸から携行)予定メンバーの中で、私だけまだ日帰りで海岸から山頂往復を果たしていない。来春に備え、まず、この課題に臨んだ。

当初、飲料無補給を考えたので水2L+凍結飲料2Lを持つ。その他は雨具上下、ストック1本、長袖、長ズボン、薄手手袋、帽子など。

ロードレーサーのサドルは固く、ザックは大した重さではないが、お尻が痛い。

膝痛予防のため、テーピングを施した。これは昨年の富士吉田から山頂、今年5月にスキーで2800m地点まで登った際にも効果があった。ところが、今回は気温が高く、汗のためか、すぐ剥がれてしまい、登りで膝痛が生じ、山頂から五合目までの下りで難儀した。

スカイラインは7/10~9/10マイカー規制で交通量は少ない。後ろから来る何台もの自転車に追い抜かれる。皆さん空身。膝を痛めて、山頂まで行けなくなっては意味がないと、時々降りて押す。

当初、飲料は最初から携行したもので済まそうと考えたが、途中の小屋で飲料を買えば、背負っている水分は軽くならない訳で、無理して生暖かい、携行した水分飲む必要もないだろうと、小屋で買うことに変更した。

冷たいコーヒーだと思ってボタンを押して出てきたのはホットコーヒー。それでも一息つけた。

ヘルメットをかぶっている人が多いかな?と思ったが、往復で見かけたのは10人に満たない程か。噴火のリスクより、上部に風化が進んだ露岩帯があり、その崩落による落石の危険性の方が高そうに思えた。

 落としたペットボトルを拾おうと、登山道の外に出た子供が、落石を起こしそうになり、ヒヤリとする場面があった。

 神社から山頂に掛けては、大変なにぎわい。カラフルなウエアの方が多い。山頂は標高柱の前で記念写真を撮る人の順番待ちの列が続く。 写真を撮らなければ、列に並ばず山頂を踏んでも良いのだろうが、その辺り、誰が誘導している訳でもなが、混乱なく、声を荒げる人もいない。

 多くの人が、一生に一度の山頂かもしれないから、列に並んで写真を撮るのは悪い事ではないと思う。

 五合目への下りは膝が痛くて、段差を降りる際に痛みが走る。1本だけストックを持ってきたのだが、痛みの緩和に役立ったように思う。五合目からの下りではスカイラインを抜けた辺りで日没となる。3回目だが、富士宮市街までいやというほど長い。こんなとこ、良く登ったものだと毎回思う。

 時間が遅いし、銭湯に早く行きたいので、富士宮焼きそばはパス、ファミマでノンアルコールビール、チキン、ポテトを買って、車へ戻った。

 膝痛は銭湯に入って、湿布を張ると急速に収まった。一時的なものだったようだ。

5月と今回の経験から、富士山コンプリートはいけそう、という感触だった。装備の軽量化、膝痛防止、時間配分(特に山頂からの下山時刻)あたりがポイントになりそうだ。

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