【山行形態】 山スキー
【日 時】 2014年 6月15日(日)
【場 所】 富士山 富士宮口五合目〜山頂
【メンバー】 M森
【天 候】 晴れのち曇り
【山行概要】
4:25 富士宮口五合目発
6:20 3050m付近
(ブルドーザー除雪道が横切る)
9:20 浅間神社
9:48 山頂
10:44 浅間神社下から滑降開始
11:20 ブルドーザー除雪道
11:40 2660m付近、滑降終了
12:10 五合目着
5月上旬にM上さん、A部さんと三人で須走口から登ったが、雪面が固く、火口縁までは上がれず、3200m付近から滑降した。今シーズンは残雪が多そうなので、今回は梅雨の晴れ間に山頂を目指した。前夜、中央道経由で富士宮口五合目まで入る。夜が明けて、見上げる富士山南面は意外に雪が少なく見える。昨日、途中の高速から見た東面や、吉田側の上部は雪がたくさん残っている様に見えたのだが。 スニーカーで登るか迷ったが、その内に雪が出てくるだろうと、板はザックに付け、兼用靴を履いて登る。
2700m付近より登山道の脇(東側)に雪渓が現れたが、早朝でまだ雪面が固く、結局、上まで板は背負ったまま登った。8合目小屋脇のスペースにはテントを張っている人がいた。ここからは浅間神社まで雪面が続いている。雪はさほど固くはないが、アイゼンを着ける。周りはツボ足の登山者ばかりである。ストックもピッケルも持たず、軽登山靴で登っている人もいる。日出前頃から登りだした人ではないかと思う。 3200m付近からペースが急に落ち、何人かに追い抜かれる。
五合目から5時間で浅間神社につき、空身で山頂を往復する。御釜の内側で訓練をしているパーティがいた。浅間神社の50mほど下から滑り始める。登ってくる人を避けて、登山道の東側を滑る。この時間になると、登ってくるのはスキーヤー、ボーダーが大半であった。下りが早いから、ツボ足組より出発が遅いのだろうか。
11時頃より下部からガスが湧いて上昇し始めた。梅雨の合間で天候は安定しているとは言えず、早朝出発して昼前に滑り始めたのは正解だった。雪は柔らいが、雪面に筋状の凹凸が多い、単独なのでとにかく転ばないように滑る。8号目を過ぎ、3050m付近のブルドーザー除雪道の下で雪渓は終わっていたので、ブル道をトラバースして、隣(西側)の雪渓に入る。ここで登ってくる山スキーヤー二人組に出会うが、当会の期待の新人、M上さんの山仲間の方であった。雪面は汚れて、小石も増えてきたが、2700mの少し下まで滑ることができた。スキーなど背負っているのが場違いな感じの、観光客で混雑する五合目駐車場に着いて、今シーズンの山スキーを終了した。
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