【山行形態】 山スキー
【日 時】 2014年5月24日(土)
【場 所】 富士山 白草流し
【メンバー】 T本(L) A部 I江 計3名
【天 候】 晴れ
【行動概要】
山スキーシーズンも終盤に入り、このところTSMCメンバーの"富士山詣?"が続いている。先週メンバーが滑った富士山の白草流しのルートは数年前に一度滑ったことがあり(このときは、雪が固く3350m付近まで、山頂は踏めず。)その快適斜面に魅せられ今シーズン再訪を狙っていたが、連休後に引いた風邪が長引き体調がすぐれず、先週の山行は不参加と残念な思いで過ごした。何とか次週はと思っていたところ、T本さんの計画が上がり参加させていただくこととした。
スバルラインの山麓ゲートは6時に開錠、6時半に集合場所の御庭駐車場に到着。
天気は快晴、午後も天気が持つとのことなので、今日こそは山頂まで行くぞとテンションが上がる。7時、駐車場でスキーを担ぎ遊歩道入り口の階段から登り始める。少し登って雪が出てきたので早々にアイゼンを着ける。あとはひたすら登るだけ。3人それぞれのペースで大きな斜面にジグを切って登っていく。3000mを超えると少し雪は硬くなるが、アイゼンも効き、表面は徐々に緩みつつあるのでそのまま登り続ける。3450m付近で、T本さんが体調がすぐれないとのことで残り、A部さんと二人で頂上(外輪)を目指す。
途中、I江も膝のサポーターを少し締めすぎたせいなのか両足がつり、A部さんに先に行ってもらうこととし、マイペースでだましだまし登る。少し時間がかかったが、なんとか13時35分(A部さんは13時15分到着)に山頂部の外輪に到達。所要時間6時間35分(A部さんは6時間15分)はかかりすぎだが、前回あきらめた山頂まで登れちょっとうれしい。
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山頂(外輪)では少し食べ物を口に入れ、滑走準備を整える。いよいよ滑走、外輪直下100mほどは雪が硬く緊張するが、慎重に下りクリアー。
後は、ちょうど良い硬さ、ひと滑りでT本さんと合流。
ここから、3人で大斜面の滑走に入る。なかなか良い雪で各自思い思いに大きな斜面にシュプールを刻む。さすがに下部は緩み、少しザクザクしたが、標高差1000m以上の快適ザラメを楽しく滑り降りた。今回は2400m付近でスキーは終了(先週は駐車場まで滑れたとのことなので、一週間でこれだけ融けた)、灌木の中を少し歩き御庭の駐車場へ戻り山行終了。充実感のある一日であった。
富士山には、吉田大沢や富士宮コースなど山スキーで滑ることができる多くのルートがあるが、山頂から登山口間近まで標高差約1300m~1500mの快適大斜面を一気に滑ることができ、すっきりとしたコース取りのできる白草流しのコースは、個人的にはお気に入りのルートになりそうだ。
今回、遅めの参加表明にもかかわらず気持ちよく参加を認めてくださったT本リーダーと山頂まで同行いただいたA部さんに感謝とお礼を申し上げ報告を終了したい。 (報告 I江)
【行程】
6:00スバルラインゲート→6:30御庭P(3250m)7:00→7:35アイゼン装着(2430m)7:40→12:18T本さん居残り(3450m)→13:15(I江は20分遅れて13:35)山頂(外輪)(3700m)13:55→14:15T本さん合流(3450m)→14:50スキー終了(2400m)→15:10御庭P(3250m)解散
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