【山行形態】 山スキー (研修会)
【日 時】 2012年12月22日(土)~23日(日)
【メンバー】 I江 ※山行計画書は地元の山の会へ提出しています。
+北海道山岳連盟指導委員会メンバー及び研修参加者
【場 所】 北海道 札幌近郊(札幌国際スキー場、白井岳)
【概 要】
北海道山岳連盟主催の「山岳スキー指導員研修会+初心者及び初・中級山スキー研修会」へ参加してきたので報告する。北海道山岳連盟では独自の資格として「」山岳スキー指導員」資格を設けている。講習と検定を受け、リーダー、準指導員、指導員と上がっていく仕組みだ。今回は当初は指導員同士の研修会の予定だったが、急きょ資格の無い初・中級者も参加できることとなり、I江も参加することとなった。札幌で参加している山の会の中にも、指導員・準指導員が多数在籍しており、今回の研修会のリーダー等も務めていた。初日は札幌国際スキー場での基礎練習、二日目は白井岳へ向けてツアー形式での実践研修となった。
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<12/22(土)>天気は高曇り時々雪
<12/23(日)>天気は高曇り時々雪
翌日は、山でのツアー形式の山スキーの実践研修となった。天気はちらほらと雪がちらつくが高曇りでまずまずの状況、目的地となる白井岳(1,301m)に向けて班ごとに出発。総勢二十人余りの大集団だ。まずは朝里岳沢川沿いに進む。予定した最初の渡渉点が使えず少しスキー場側を高まくなど若干苦労するが、720m付近でスノーブリッジから最後の渡渉をし、予定通りの尾根にとりつく。ラッセルは靴上あたり、班ごとにまとまりラッセルしつつ、順次トップの班を交代して進む。細めの尾根をまくように進むとだんだん尾根が広がり大きな斜面となる。このあたりから帰りの滑りが期待されできそうな大きな木の疎林となる。白くキラキラと光る樹木の姿はとても幻想でき素晴らしい。広い斜面をしばらく進み急な斜面を一段登ると稜線とともに適度な傾斜の素敵な林の斜面が見える。不思議なものでここまで来るとみんなのテンションとペースが上がる。どんどんと急斜面を登り稜線直下の林の中が今回の最終到達地点(1200m付近)となる。休憩とともに滑降準備に移る。
いよいよここからがお楽しみ、班ごとに斜面にどんどん飛び込む。雪は上質のパウダー、各自気持ちよさそうに雪煙をあげて思い思いの滑りを披露する。あっという間に大きな樹木のある快適な斜面に二十名以上のシュプールが刻まれた。途中でいったん集合したあと、後は720m地点の渡渉点までどんどん滑り、 渡渉点手前で、大休止し各自食事などを取ったのち、川沿いの緩斜面を進み出発地点の駐車場へ到着、研修は無事終了した。
今回、山岳スキー指導員の皆様との研修は、とても、興味深かった。これまでずっと山スキーに関し、自己流でこなしてきたが、山岳スキー指導員の方々の丁寧なご指導、現地実技での力強い滑りなどふれ、大いに勉強できかつ刺激になった。 I江
※ 今回の朝里岳沢川からの白井岳のツアーコースは、DVD「北海道の山スキー」付録「北海道 パウダースキー20山」に収録されている。
【行 程】
<12/22(土)>
札幌国際スキー場
9:30集合<スキー場にて、講師指導の下基礎練習>15:15終了
※夜は、座学(最新の山岳スキー技術)、DVD「北海道の山スキー」鑑賞
<12/23(日)>
札幌国際スキー場駐車場から白井岳手前1200m付近往復
8:30駐車場集合→10:00(720m徒渉点)10:15→12:20(1200m地点)12:45→13:20(720m徒渉点)12:35→14:25駐車場14:30<解散>
※「北の国から”シロクマのtokidoki通信”」は、2012年7月に北海道に住むこととなったⅠ江が、会の皆さんに忘れられないよう北海道の山やスキー、自然の情報を不定期に発信しすることを目的に、”季節時々(tokidoki)の北海道の情報”を、”ときどき(tokidoki)”、載せていく”予定”のこのブログ上のバャーチャル(仮想)の通信です。 (2012年7月16日創刊)
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